OKR
OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
- 作者: クリスティーナ・ウォドキー,及川卓也(解説),二木夢子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: 単行本
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OKRとは
OKRとは、目標設定・管理ツール。
OKRの特徴は、高い頻度で設定、追跡、再評価を行うこと。
OKRのゴールは、すべての従業員が同じ方向を向き、明確な優先順位を持ち、一定のペースで計画を遂行すること。
Oの条件
・定性的で人を鼓舞する内容。
・時間的な縛りをつける。(※1ヶ月や四半期など)
・各チームが独立して実行できる。(※チーム、個人など)
KRの条件
・数量で図れるものにする。
・難しいが不可能でないKRを設定する。自信度は1~10で5が適正。
OKR運用のコツ
・OKRを日常の一部にする。
・OKRを期間途中で絶対に変えない。
OKR運用マニュアル
月曜のコミットメント
・今週の優先事項・・目標に向けてやるべき特に重要な仕事を3~4つ。
・今後4週間・・チームに知らせるべき今後の予定。
・OKRの自信度状況・・自信度があがさげの確認と変化の理由。
・健康・健全性指標・・すばらしい結果を目指して進む上で守りたいこと2つ。
・状況報告のミーティングはなるべく少ない設定する。進捗報告が多いとどんな細かいことでもあげるようになる。自分を正当化する傾向に陥る。
金曜のウィンセッション
・今週やり遂げたこと各部門報告し合う。
・ウィンセッションを設けることで、メンバー自身が、特別な勝者のチームに属しているような気分になる。
・共有できるものをつくることが、チームにとっての楽しみになる。
・メンバーが勝利を求めるようになる。
OKR設定の流れ
OKRミーティングの設定
・ミーティングを数日前に、会社・チームが集中して取り組むべきだと思う目標をすべての従業員に提出してもらう。
・その中で、「最も優れた目標」「最も多かった目標」をまとめる。
・ミーティングには、各メンバー目標を1つか2つ考えてから、ミーティングに望んでもらう。
・その上で、話し、議論し、争い、ランクをつける、選ぶ。
・Oが決まったら、目標を測定するため指標をできるだけ多く書き出してもらう。
・その上で、関連付けなど行い、選んだ指標に、数字をつける。
・数値がムーンショットと呼ばれるような、高い目標かどうか話し合う。
・多角的に成功を測定するために、使用率、売上目標、満足度指標を設定することがおすすめ。
ゴールが秘める魔法を取り戻すためには
・「パフォーマンスを評価するしくみ」から「人を鼓舞し、能力を高めるしくみ」に切り替える。
・ゴールを使って成功を定義し、推進する。
・成果の達成をリアルタイムで管理する。
・ゴールをメールのように身近な存在にする。